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記 キンゴ| 前夜は湯の又で待ち合わせ。 わんこちゃんを乗せたキンゴ号が最初に到着する。 続いてikkoさんがやって来て、宴会を始めるとuraさんが到着。 ○○さん、いらっしゃぁ～い！ 私が勝手に思っている△△同盟は、人数が減るばかりで、ちと寂しいかな。 【タイトル】 パ・ラ・ダ・イ・ス 【メンバー】 めぐわんこ、ikko、ウラキンコンビ 【日 程】 ２００９年５月２日夜発～５月４日 【場 所】 大峰 舟ノ川・三ツ嵓谷 【天 気】 曇り時々晴れ 【地 図】 辻堂、南日裏、弥山、釈迦ヶ岳（1/25000） 支度を整えて出発。 ７：１５ 風も無い穏やかな河原を進むが、漂う空気が谷の中に向かって流れている。 堰堤を越えて左に右に枝谷を見送ると大きな釜を持つ３ｍが現われて、その向こうにも小滝を連ねる。 ７：４４ 右から巻いてCS２ｍを過ぎると、広い釜を持つ斜瀑１５ｍ。 ８：０６ 左の樹林帯から巻いて２段になる落口に抜ける。
いくつかの小滝と釜を過ぎると、三ツ嵓谷の出合に着く。８：５０ 直進する本谷には両岸立つ中に１５ｍ滝が落ちていて、その先にも大滝が見える。 右の三ツ嵓谷に入るとすぐに釜を持つ斜５ｍが架かる。 左岸の凹角部分をuraさんがロープを伸ばして登る。 私がラストで滝上に懸垂で１０：０５
すぐに現われる１２ｍは左のルンゼから巻いて落口にシュリンゲ＆ワイヤーで降りる。
その上は小滝が連なり、４ｍを右から巻くと綺麗な斜瀑１５ｍ。１０：５４ ここもuraさんが、左からロープを伸ばして登る。
右岸の嵓が立っていて、次の１０ｍは右から巻くが新緑が美しい。
さらに、釜、２段斜１２ｍ、釜、２０ｍと続き、中々凄いところです。１２：０６ ２０ｍを左から巻いて上部でロープを出すが、ザックが引っ掛かって時間をロスしてしまう。 皆さん、ごめんなさい。
この先で、懸垂で谷に戻るが・・・・・・・・斜滝の上やん。 １３：４０ 穏やかな流れの中で昼食を楽しむ。 私は朝ご飯も食べてなかったんで、お腹が空いてお腹が空いて。 右に滝を架ける枝谷を見て、次に左から入る枝谷の先に１５ｍ。１４：１５ この辺りが蛇淵のサコなんやろう。 右から巻いて、釜、２条６ｍ、釜、１０ｍも右から巻くと、すぐに釜を持つ綺麗な１５ｍ。１４：４６ ここも右巻きです。落口から下を覗きこむと、ツルツルに抉られている。凄いやん。
次の広い釜を持つ２段１５ｍは、uraさんが上手い事、右から巻いてくれた。１５：１２ ここはどう？って聞かれたならば、私は却下するだろう。 薮の中の獣道を少し進んで懸垂で谷に降りる。
少し進むと河原となって、テン場に決める。 １６：１５ 荷物を降ろして・・・・・・・・乾杯ぃ～～～～～～(^O^)／ めっちゃ旨いやん！ ウラキンは薪集めにかかり、ikko＆わんこは食事の用意。 時間を見計らって銀六が現われて、酒の肴を調達する。 人数分を調達するのは、ほんまにあっちゅう間やった。素晴らしいテン場やね。 その間に、ツエルトも二つ張ってくれていた。 わんこさんは、買ったばかりのツエルトに御満悦の様子です。 焚火も整ってきて、宴会の始まりでーす！ なんと、ワインまで出てきました。壜ごと担いでくるなんて、流石ikkoさんや。 uraさんは、アルコール度数の高いラム酒を持ってきていた。 私はビール＆角壜で、わんこさんは酎ハイ。 わんこさんが美味しい料理を作ってくれて、もはや居酒屋状態です。 ikkoさんが、初沢泊なんて意外やけど、この空間が最高なんやね。 ツエルトの中では、二人の美女？に挟まれて暖かい。
翌朝５：４０起床（私が一番遅かった） 美味しい朝ご飯をいただいて、７：２５出発！ ２条３ｍ、釜、３ｍを越えると平凡な流れとなり、７ｍが架かる。７：５８
右にルンゼを見て両壁の立った先のゴーロ帯を過ぎると２条３０ｍ。８：２５
黒々としているが、イイ感じです。ここは右のリッジを木の根を頼りに登る。 落口付近に、降りようかなって思ったけど、緩斜面を登って行くと、簡単に谷に降りれた。 ここから、右岸の壁が聳え立つ！ その先に滝が落ちるのが見える。これが２段６０ｍの三ツ嵓の大滝や。
歓声をあげながら滝前まで来ると、大滝の上段も見える。９：０５ 嵓が突き上げて凄い所やん。正面にルンゼが入っていて、左岸はなんだか癒し系です。 右岸と左岸の全く対照的な所が、中々良いですねー。 正面のルンゼから左に斜上してバンドを辿ると下段の落口手前まで進める。 このまま行けるんかな？って思うが、すぐ上のバンドの立木に残置シュリンゲがある。 uraさんが、すぐ上のバンドに登って、その先から懸垂で降りる。 私も続くが、身体が右に振られそうなんで慎重になる。 たかが６～７ｍの懸垂やけど、嫌な感じで皆が降りて来るのに時間がかかる。 この小さなテラスからの眺めは最高です！
４人が揃ったところで、左上の樹林帯にuraさんがロープを伸ばして斜上する。 樹林帯の中で一旦ピッチを切って、今度は右上に斜上する。 大滝の上のトユ状の滝も巻いてその先に降りる。１２：４４ すぐ先の１０ｍは左のルンゼから簡単に巻ける。 ここで昼食です。可憐な白い花のバイカオウレンが群生を作っている。
少し進んで、左岸の尾根に取り付く。１３：２５ 最短ルートで中尾に乗っかる。１３：４５ P1520 中尾から望める景色を楽しみながら、のぉ～んびりと下山するが・・・・少し滑り易いかな。
湯の又の車のデポ地に１６：２０着です。 本当に楽しい二日間でした。皆さん有難う御座います。 |
