【台高】本沢川・ナメラ谷
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2006年12月10日

けっこう冷え込んで来ましたが、沢に入る気力がありますかー?
まるちゃんに尋ねると、先週も雪の宇無ノ川で泊まりましたよー・・・・って、元気なやっちゃ (^_^;)
最初は大又川の西ノ谷に行く予定やったんやけど、仕事がずれ込んで出発時間が遅くなったんで、
近場にしようと中奥川の戸倉谷に変更。
ところが、深夜の3時過ぎまで宴会は続き、当然の事ながら朝寝坊 (^_^;)
朝の6時に一旦目を覚まして、遠い遠ーいトイレに行ったあと、小雨がぱらついているので二度寝を決め込む。
「8時ですよー」 「ん?・・・・・ムニャムニャ・・・ZZZ」
「いい時間ですよー」 「ん?・・・・・げげっ!9時40分やん!」
てな訳で、近場で短いナメラ谷に決定ぃ〜〜〜〜〜 (^_^;)

【タイトル】 気ままな沢登り 
【メンバー】 KINGO&MANGO
【日程】  2006年12月9日夜発〜10日
【天気】  曇りのち晴れ
【場所】  台高 本沢川・ナメラ谷
【地図】  大和柏木、大台ケ原山(二万五千分の一)


出合近くにキンゴ号を停めて、曇天に溜息をつきながらも支度をはじめる。11:30
沢靴に履き替えてヘルメットを被ると、もう行くしかないのよねー (^_^;)
左岸の踏み跡を少し入って谷に降りる。振り返ると大迫貯水池。
3つほど小滝が続いて、まるちゃんは、いきなりズボズボと濡れながら進む。
おいおい・・・・・、私は足首より上は濡らさずに行こうと思っているのに・・・・・・。
そう言えば、昔、同じような事をMOGUさんが言ってたなー。
この谷は、MOGUさんのリハビリ山行、追悼山行、今回、の3度目です。

少し両岸が立つ中の3mを、まるちゃんはシャワーで抜けるが、私は左巻き。
しかし、次の3mは私も少し濡れる。谷は開けて斜L4mは右から越える。
次の多段6mを、私は左から抜けるが、右から取り付いたまるちゃんが、途中で躊躇している。
水流の中に飛ぶように促すが、飛べないみたいね (^_^;) 
仕方がないので肩と膝を貸すが、おかげ様でびしょびしょに濡れちゃう。(-_-)
こうなりゃーやけくそ!ここからは、ズボズボスイスイと進むキンゴであった。12:09
すぐ上にCS2条2m。
釜を持つ5mと上の2mは右巻き。12:20 いくつか小滝をやり過ごすと岩の上を水が流れる4m。
その上に聳える巨木が立派。右から左に岩を潜って左の2mを左から巻くと、その上は穏やかな感じ。12:38
ここで10分ほど休憩。この先で、左岸に道が見える。
CS2条4mを左から小さく巻いて、すぐ上の5mも左から巻くと、谷は少し広がる。
数個の岩間滝をこなすと穏やかな感じとなり、大きな杉の木が現れる。
3mを越えて、右・左に1本づつ枝谷が入り、埋もれた堰堤の上にスラブ斜10m。13:22
この谷は、ここからが核心部で、まるちゃんも喜んでいる。微妙に登れそうな傾斜なんやけど、難しいのよね。
ここは左から巻くが、落ち口に降りるところで、まるちゃんがつるっと滑ってドボンする。・・・・・・お見事!
「こっちから降りたら良かったのにー」って、後続の私が降りると
「そこで滑ったら終わりじゃないですかー」って・・・・・・・ふむ、そう言われればそうやな (^_^;)
すぐ上に20mが連なり、とってもイイ感じ。ここは右から巻いて落ち口に降りるんやけど、少しだけ嫌らしいかな。
まるちゃんは慎重に降りてくる。ここからも斜滝は続き、落ち葉に埋もれた斜L5m×2に冬を感じる。
谷は左に折れて、スラブ斜3m、斜L6mは、右上に道が見えるが左から越える。
朽ちた橋の下のエロチックな2mの前で、「ここは、前回登ったでー」って、まるちゃんに言うと、 しばし彼女は眺めていたが、パスの模様です。
ここは突っ張りで登ると、あとは穏やかな雰囲気で、少し進んでから遡行終了。 14:30
遅い目のランチタイムを楽しんでから、下山にかかる。14:50
右岸から左岸に渡る立派な道を辿って出合に戻る。15:24

ここは、短い時間でそこそこ楽しめるイイ谷です。
まるちゃん曰く、「初心者を連れてくるには、いい谷ですね」・・・・・・・その通りやね (^。^)

帰りに、久し振りに山鳩湯に寄る。誰もいない休憩室で、想いに耽るキンゴであった。
さて、ここからは運転教習のお時間。免許は持っているが、運転ブランクの長いまるちゃんにハンドルを委ねる。
少しドキドキしたけれど、バイクを運転してるだけあって感が良い。一応合格かな?
このあと、お腹を空かした2人は、かつらぎになだれ込むのであった。
「マスター!上ロースねー!」 (^_^)v