毎年の事ながら、秋から年末にかけてはお仕事も超忙しモードで、今回の遡行も直前(当日の晩)まで行けるかどうかわかんない状態。遡行前日の朝早くに鍋ちゃんからも「行けますかぁ〜」って電話がはいるし、久し振りの面々との沢行きなんで何としてでも行きたいなぁ〜。 なっちゃんに、「深夜発でもええかな?」って電話すると「私は出発までいっぱい眠れるから大丈夫ですよぉ〜」とのお言葉に甘えちゃうんやけど、なっちゃんはほんまに思う存分寝てたみたい (^_^;) なつ号でキンゴ邸を23:45に出発。目指すはおくとろ温泉なんやけど結構遠いぞぉ〜 (--;) 吉野のコンビニで買物を済ませたあと、私は眠りに落ちる。「キンゴさん、着きましたよぉ〜」・・・・・・・深夜3:30でした ^_^;
【タイトル】眠眠打破!
【メンバー】なつ、鍋、K谷、TK田、キンゴ
【日程】 2005年10月29日夜発〜30日
【天気】 曇りのち晴れ
【場所】 大峰 北山川・田岡谷
【地図】 大沼(二万五千分の一)
朝、6時前に起きるが曇ってる。眠たいし中止でもええかなぁ〜ってな気分やのに、誰かさんは行く気満々。その行く気満々のなっちゃんが「紅葉が綺麗ですよぉ〜」・・・・・寝惚け眼で辺りを見渡すが、緑・緑・緑。ほえ?・・・???。「これ」ってなっちゃんが指差す垣根は確かに色づいている。なるほど、紅葉やね (~_~;)
あとから起きてきた鍋ちゃん達と朝食を楽しんだ後、鍋号・なつ号で出合いに向かい、出合いの手前に車2台をデポして、さぁ出発やでぇ〜 (^○^)
左岸側の橋の袂から谷に降りて遡行開始。3mを越えて行くと開けたところに8mが現われる。右岸は40mくらいのーが立ち、滝の両隅をチェックするが左の方が簡単そうやな。鍋ちゃんが右に取りつき私は左を少し登るが念のためにロープを出した方が良いかな。一旦降りるとK谷さんが「トップ行きましょうか?」って聞くのでお譲りするが、フリーソロで全部突破すると豪語していたらしいTK田ちゃんがロープを引っ張って登る。次に登るなっちゃんに「ロープに頼るなよ。上でしっかりフィックスされてるかどうかちと不安やぞ」って囁く。 (^_^;) K谷さん、鍋ちゃんが登った後に私が最後に登る。滝上は釜、綺麗な斜2段L8m、釜、1mと中々綺麗な所で気分が良い (^^) インゼルの中に右から12mの滝を架ける小枝谷を見て進と、半ば捻れるような感じでスダレ状に落ちる20mが前を塞ぐ。9:31 元気な鍋ちゃんとK谷さんは左の壁を登り、私となっちゃんとTK田ちゃんは右から巻き上がると立派な道に乗り上げた。はは、こりゃ楽勝だわ。古い取水口のある落口に出たのが 9:44 ここで立派な道は左岸から右岸に跨ぐ。しばしの間待っていると、鍋ちゃんとK谷さんがザイルを引っ張って右岸を登ってきた。
すぐに二又となり、右を進むと右から枝谷が入って植林帯の中で伏流となって、その先に綺麗な20m。 10:23 左から巻くとすぐ上に15mでここは右を巻いて、落口に10:45 3mを越えて行くと右から20mが落ちていてその先は両壁が立つ。左から巻いて私の身体は両壁の中へ誘いこまれる。ミニゴルジュの中には6m、10mが立ち塞がっていて巻くしかないかな。右の壁を登れば巻けそうや。後ろから「行けますかぁ〜」って聞かれたので、「行けるでぇ〜」と答えて皆が降りてくるのを待つ。程よい釜があるので、何故かシュノーケルをザックにくっつけている鍋ちゃんに、泳げぇ〜とリクエストすると彼はなんのためらいもなく飛びこんだ ^_^; サービス精神旺盛な鍋ちゃんに学ぶべきところは多い (^^) TK田ちゃんに、「フリーで突破せぇーよー」って言うと「えっ、水とともに去りぬぅ〜」やて (^_^;) 中々おもろいやっちゃ。なっちゃんはと言うと、すっかりこのメンバーに溶け込んでるやん ^_^; K谷さんに、「行って」て言うと、「わかりました」って右の壁に取りついた。ロープを引っ張って登って上で確保してくれてるようだ。この辺が彼の優しさかな? 10mの上に降り立ったのが 11:40
さらにその上に10mが現われてイイ感じ。ここは左を巻いて上の4mを越えて降りる。ミニゴルジュは終わるが、2m、4m、10mと続き、7m、4m、CS2mの先で谷は少し左に折れて5m、15m。 12:55 ここは右巻きです。
左に小屋跡をみてすぐに二又。右に進むと綺麗な斜L7m。そして綺麗な斜10m、斜5m、斜20mと連爆帯となり、最初の10mは右から登っていったK谷&TK田はつまる。左を登った私と鍋ちゃんとなっちゃんやけどやっぱり嫌らしい。鍋ちゃんが左から中央にトラバースして水流左をハーケン一発かまして、躊躇しながらも突破した。左から廻りこんだなっちゃんがシュリンゲをだしてくれたのでなんとか上のバンドに乗り上げる。なっちゃんは投げ縄を主張してたけど、鍋ちゃんがクリアーしたので彼に続く。しかし、気休めやでぇ〜って言ってたハーケンはやっぱり気休めで、引っ張ると簡単に抜けちゃった (^_^;) ここはトップロープがなければ、かなり嫌なところやな。でも面白いやん (^^)
上の20mは右巻きやけど、少し怖いかな。上の5mも一緒に巻く。
あとは適当に右に登って支尾根に上って703mピークに14:27着。下山途中で鍋ちゃんが「痛い!ハチや」K谷さんも「痛い!」・・・・ん?なんやねん。よく見るが、蜂らしきものが目に入らないんでスズメ蜂とはちがうなぁ〜。でもヤバイ状況なんでそれなりに距離を図る。こないだのスズメ蜂襲撃が役にたっているのか、結構冷静に行動できたような (^_^;) 彼等以外に、犠牲者は出なかった。痛い痛いと言いながら下山する彼等に「お前ら日頃の行いが悪いんやぞぉ〜」と、お気楽なキンゴさん (^^ゞ
鍋ちゃんのヘルメットの中から出てきた蜂の死骸を見ると、地蜂やな。
道路に降り立ったのが15:30。そこから6分程で車に到着。中々面白かったやん (^^)
なっちゃんの事を「癒し系美人」と舌を出しながらも言ってのけるK谷さん。
イケイケ精神旺盛で果敢に攻める鍋ちゃん。
限りなく、くだらなくて面白いTK田ちゃん。
どんな面子でも、いつもと変わらないなっちゃん。
今度は、まじっすよモードでこの面子と行きたいなぁ〜 (^^)
おくとろ温泉で汗を流して疲れを癒すが、少しはゆっくりとするのかなって思ってたんやけど、そそくさと皆は帰って行く。ん?癒し系美人がおるんやけど・・・・・・・・・(^_^;)
今日も楽しい一日でした (^_-)
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