理由あって、前夜発が無理となり古川の岩屋谷行きは延期となる。一目惚れの君に中々会えなくて、気分はブロークンハート (ーー;)
行き先は任せるとBAKUさんが言うので、失恋キンゴが選んだところは矢納谷。
名前のついた滝がいくつかあるので、それなりに見栄えがイイのかなぁと少し期待はするが、破れたハートでは、いまいちモチベーションもあがらない。
と・こ・ろ・が・・・・・・・・(~o~)(~o~)(~o~) 矢納谷、良かったぁ〜。
早朝5時にバッ君は迎えに来た。私は2時間半位しか寝てないので、眠いのなんのって (~_~;) 朝発はやっぱ、苦手やなぁ〜 (^^ゞ
【タイトル】ブロークン ハート
【メンバー】爆金コンビ(BAKU、キンゴ)
【日程】 4月6日
【天気】 快晴
【場所】 大峰・上多古川・矢納谷
【地図】 洞川・弥山(二万五千分の一)
矢納谷の出合でもある上多古川沿いの林道終点にBAKU号をデポする。
さぁ、遡行開始やでぇ〜! 7:20
左岸に杣道があるらしいが、天邪鬼な我々は右岸から入渓。
しかし、2m、斜3mを迎えて朝一番から濡れるのは嫌やなァと、そそくさと左岸から巻きにかかる。(^^ゞ
すぐに中々立派な15m矢納滝が現われると、自然と顔が綻んでしまい、失恋気分も吹っ飛んで、なんだかワクワクして来る。 タンジュンナ
ヤッチャ (ーー;)
今日は水量が多いのか落ち口からドドドドドって水流が放り出されている。
ここは左岸を巻き、2mの次の斜L5mは水流の中に突っ込んで登るんやけど冷たぁ〜い (~_~;)
次の3mを越えて行くと、折れ曲がる10mの美爆。上部は三日月が涙を流しているように見える。 7:40 左岸を見上げると50mの壁が立つ。
5mの右岸を巻き、3mを超えて、岩間にかかるいくつもの小滝を乗り越えていくと滝につまり、左岸をBAKUさんのショルダーで攀じ登り、シュリンゲで引っ張り上げて登ると、朽ちかけた木のハシゴとトラロープが目に飛び込んで来る。ここを登れと言う事かい。しゃぁないなぁ〜 (ーー;)
ブツクサ言いながらも、爆金コンビは登って行く (^^ゞ
8m、大岩の横の10mを越えて右に枝谷を見て行くと、両岸が狭まる向こうに真っ白な竜が現れる。これが昇竜の滝40mか。素晴らしい! 8:20
ここでしばらく写真撮影を楽しむ (~o~)
大滝の左岸を巻いていくと杣道に出たので、それを辿って滝上の2段8mの上に出るが、巻く途中で振り返ると真っ白な山並みがとても綺麗。 9:05
滝上は、おだやかな流れとなり、左に細い枝谷を見て、釜、4mを越えて行き右から入る上部に滝がかかるルンゼを過ぎると大きな釜を持った6m。
ここは右岸を巻き、足元に2つの滝を見て行くと、谷は右に折れて斜爆2つを過ぎたあたりで沢床に戻ると、その先には右から光り輝く30m。 9:30
陽光を浴び、キラキラと光る飛沫をあげて虹を懸ける30mと、赤いナメ床に気持ち良さそうな斜爆、そしてその先で谷は右に折れるが、そこには水量が多く迫力のある20m。もう、最高の景観やねぇ〜 (~o~) 隣に居るのが爆やんでなければ、抱きつきたいくらいの素晴らしいところやネ (^_-)
ここでまたまた大休止。そやけどほんまエエとこやなぁ。ぺったんやラードが来てたら、喜んだやろうになぁ〜 (^.^)
迫力のある20mは左岸を巻いて、岩間にかかる無数の小滝を越えて行くあたりから足元が雪となり滑り易い。この先で最後の大滝の2条35mが我々を迎えてくれる。右岸を巻くが滝上はゴルジュ状となっており、5m、斜5mともども一気に巻く。この辺りからは完全に雪見沢となり、寒くはないが伐採された倒木と凍った岩に悪態をつく爆金コンビ (^^ゞ
2mを越えて行くと、4〜5軒の植林小屋跡が現われる。 10:55
稜線まで行くつもりやったんやけど、コンタ450mを雪と倒木に、悩まされながら進むのは遠慮したい。パウダーも十二分に楽しんだことやし、登ってきた谷中を戻る事にする。雪の上で暖かいコーヒーを楽しんだ後、下山。
不明瞭な杣道を辿って下るんやけど、雪が積もってて道などわからんわ(^^ゞ
出合に戻ったのが13:30。
いやぁ〜、ほんまにエエ谷でした。見所も多くて、お薦めです。
|