お正月に行く予定やったんやけど風邪でダウン。1週持ち越すが、一緒に行く予定のたこぺったんが指を切ったとかでキャンセル。まぁすぐに生えてくるやろうからあまり心配はしてないけど・・・。1人で南紀までは遠いぞぉ〜!
堺の自宅を0:00に出発。25年も前の曲をBGMにキンゴ号を新宮に向けて走らすがとにかく遠い。道路もところどころ凍ってたりして、狸や狐や鹿を避けながら、やっとのことで栂谷の出合に着いたのが朝の4時前 (~_~;)
満天の星空を眺めながら缶ビールを1本飲んで就寝。4:30
【タイトル】南紀は暖かいでぇ〜!
【メンバー】キンゴ
【日程】 1月11日夜発〜12日
【天気】 快晴
【場所】 南紀 高田川・栂谷
【地図】 新宮(二万五千分の一)
朝、6時20分に目を覚ますが、まだ真っ暗なのでもうひと寝入りして7時20分に起床。寝ぼけながら車から這い出すが、めっちゃ寒い!このまま温泉に向かいたい気持ちを抑えて仕度をする。さぁ!遡行開始や! 8:00
右岸から入渓して少し行くと10分で中々綺麗な斜2段15m。滑ってドボンは絶対に避けたいので右側を慎重に登るとその上に小さな釜を持つ斜ナメ5m。正面に壁が立つ所で谷は直角に右に折れて3m。滝上は快適なナメ床で谷はすぐに左に折れ、大岩の右を進んでCS2m、斜4mを越えて行くと正面に細い支沢が入るところで谷は右に折れ、右側にコカコーラの赤い看板を見て進む。昔ここに売店でもあったんやろか? 茂木さんやったら知ってるかなぁ。
ナメ床、斜2mを過ぎ、右に枯滝を見て植林の中を進むと少し広い釜を持った斜ナメL8m。右を登るがぜぇっ〜〜〜たいにドボンは嫌なので緊張する。この上で朝ゴハン。9:00
左から細い滝が落ちる広い釜を持った斜ナメL8mを越えて、ナメ床を過ぎ、大岩の転がる先のナメ3mを越えて左にガレを見て進むと、前方に凄い壁が現れてその下で谷は右に折れて8m滝がかかる。陽光を浴びた巨大な壁と、雲ひとつ無いスカイブルーの空とのコントラストが、もう最高! この素晴らしい景色の中で、うれし!たのし!大好き!踊りをするキンゴであった (^^ゞ
10:00
滝上にはすぐに斜ナメL3mがあり、両岸が立つ中、谷は左に折れて斜ナメ3段L10m。左岸に炭焼き跡のいいテン場を見て、大岩の横の小滝を越えて次のCS1mは釜がある為右から岩を乗り越える。いくつかの岩間の小滝をやり過ごすと谷幅いっぱいのナメ滝。
左から入る枝谷の先で谷は右に折れ、右岸の壁が立つところに多段10m。冬でなければ水流の中を直登するんやけど、この時期のシャワーは遠慮する。もっとも、そこしかなければ突き進むけどネ (^_-)
滝横の岩場を登って少し行くと釜の向こうに斜ナメ10m。右岸に丸太で巻き道が作られているので利用させていただく。上は二俣で左が本流。11:10
本流を進み5分で広い釜を持ったナメ滝10m。滝の下部が少しエロチック。丸木橋が谷を横切る先で正面にルンゼ入って右からナメ滝7m。なるほど、手前の丸木橋はそのまま巻き道に繋がってるんやなぁ。しかし天邪鬼なキンゴは水流の横を木の根を頼りに右岸を直登する。ちょっと怖かったりして (~_~;)
登ってみるとまだ上にナメ滝5mがあり、左岸に渡って水流の中を登るが冷たくて気持ち良すぎる。さらにナメ滝L7mが続き中々楽しませてくれる。ここがこの谷の核心部(冬場の)かな?滝上は倒木が谷を塞ぎ、そこに丸木で作られた巻き道が降りて来ているが、ここは巻いたらソンソン。ナメ床を流れる水の中を気分良くヒタヒタと進むが、ネオプレーンの靴下を持ってこなかった事に後悔するキンゴであった (~_~;)
右に細いスラブ斜滝30mを見て行くと二俣。 12:05
本流は右やろうけど、山頂に近い左に進む。すぐに4m滝があり、左から巻いてナメを越えるとガレ場となり、ひたすら登る。ふと右の壁を見ると太いツララがぶら下がっている。おりょ!? よく見ると足元の水も凍ってる (゚o゚)
やっぱり南紀も冬なんやなぁ〜。水が枯れる手前で昼食タイム。
ランチタイムが長かったのか、両足親指の感覚が麻痺してしまい登り辛い。
稜線を目指す途中で左を見ると巨大な岩が目に飛び込む。ほぉ〜、あれが帽子岩やな。ここから見ると奇妙な景色やけど、中々素晴らしい。
稜線着13:25 そのまま東に進むと先ほど垣間見た帽子岩が現われて、その上に登ると素晴らしい景色が広がる。しかしここでは怖くて踊れない(~_~;)
烏帽子山ピーク着13:45 展望は帽子岩の上からの方が断然良い!
山頂発14:05 東にルートを取って分岐着14:45 ここから北に向かい俵石に進む。下山途中で猟師に抜かされるが、連れている犬の後ろ足が血で真っ赤に染まっている。なんでも巨大な猪にやられたらしい。しかし、このおっさんの足の速いこと。あっと言う間に抜かされてしまった。
車のデポ地の栂ノ平橋に着いたのが15:15
この谷はルートもわかり易く、夏場に水と戯れるのには良いかもネ (^_-)
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