春の陽気に誘われて、ちょっと泳いでみようかな?
[日 時]2001年4月14夜発〜15日
[天 気]快晴
[メンバー]たこやき、Taq、キンゴ
[地 図]2万5千分の1 大台ケ原山
前夜、たこやきさんとTaqさんを拾って、入之波の釣り公園に向かう。ここの東屋が宴会場&テン場。
たこやきさんの作ってくれる料理に舌鼓を打ちながら宴会は進む。
たこやきさんとTaqさんは、寒い! と言うが2週間前にMOGUさんと来た時に比べれば、随分と暖かい。
今宵も満点の星空の下で、気持ち良くシュラフに潜り込む。
筏場に車を止めて、沢仕度を整えて出発!
何故か、筏場に入るゲートが無く、駐車料金も必要無かった。
8:00出発!
本沢川沿いの気持ちのイイ登山道を進んで行くと、20分で黒倉又の出合に到着。
右岸には道がついているようだ。
沢に降りて進むと左岸は壁となり、大きな釜の向こうにトユ状斜L2m。釜を泳ごうと腿まで浸かるが、冷たぁ〜い。軟弱な3人は巻くことで合意する。 (^^ゞ
巻きながら沢を覗いて行くと、2m、釜、スラブ斜8m(綺麗)、釜、3m、5m、釜、両岸の立った7m(水量が多い)。
沢が右に折れて、斜L4mが懸かるところで沢に降りる。またまた釜があり、両岸の立った4m、釜、2m、3mを越えると、周りが開けて明るい谷相となる。
次の扇状5mは、左の壁を攀じるのだが、後続のたこやきさんにはシュリンゲを出す。
小滝を超えて、3段ナメ斜L10mを気持ち良く超えると、流木が岩を堰きとめて、堰堤のようになっている。
この先、谷は右に折れてきれいなナメ床が続く。あまりにも気持ちが良いので、ヘルメットを脱いで大の字になって寝転ぶが、ナメ床で頭をゴツンと打つ! (T_T)
すべてを見ていたTaqさんが、何も言わなかったのは彼の優しさかな?
たこやきさんに気づかれなくて良かった。(勇者にたんこぶは似合わない)
谷は右に左に折れて、大きな釜の右側を登り、斜2mを超えて大きな流木の集まる所を過ぎると右からルンゼが入って、斜L3mを超えて右に枝谷を見送ると沢の真中に大木が立ち、正面から大きなルンゼが入る。
大岩の横の3段6mを超えて、2条3mは右を小さく巻いて、ナメ4m、ナメ斜L2段10m、次の大岩の右を巻いて登ると左からルンゼが入って、平凡なゴーロ帯となる。
小滝をいくつか超えて、幅広5mを過ぎたところで、釣り屋さんにばったり!オーマイガッ! 釣りの邪魔をするのも気が引けるのでしばし休憩。
釣り師は、なかなかの名人らしくて、瞬く間に数匹釣り上げていた。釣り屋さんを追い越さないようにゆ〜〜っくりと進んでいると、彼は先に行けと言う。極力水の中を避けて進んで欲しいと言う、彼の提案に承諾して遡行再開!
右からルンゼが2本入って、両岸の立つ4mを右から巻くと、正面に枝谷が入って谷は直角に右に折れる。
下部7m、上部10m、まとめて右から巻くが結構しぶい。たこやきさんには、シュリンゲを出す。
次の8mは壁の隅を登り、チョクストン4m、両岸の立つトユ状斜L5mを超えて行き、小滝が続く中右からルンゼが1本、枝谷が1本。
右岸に植林小屋跡が出てくるところで遡行終了。 13:07
ここの小屋跡は旅館みたいに大きい。
左岸の斜面を登ると杣道に出て、そのまま進むと尾根筋にのっかりガンガン進む。踏み跡が不明瞭となるがTaqさんはガンガン進む。
左側がスパッと切れているので地図を見るとゲジゲジマークの上にいることがわかる。ははは! 道を踏み外しているなぁ〜
でも、下山最短距離コースをとっているのでそのまま進む。ナントカ ナルヤロ (^^ゞ
尾根も無くなり、ガケを下り、懸垂下降3回で白倉又谷の支流(ルンゼの上部)に降り立つ。
なんとか下降して、白倉又谷に降り立つ。 16:20
下山に3時間もかかったが、なかなか楽しかった。 ^_^;
この下山ルートはお勧めですよぉ〜 (^^ゞ
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