基本的には、気の合う仲間達との遡行が大好きなんやけど時々、一人でのぉ〜んびりと、静かな沢歩きを楽しみたい気分になる時がある。この日の気分も、そうだったのかな?
[日時] 2000年10月22日
[天気] 晴れのち曇りのち晴れ
[メンバー]単独
[地図] 2万5千分の1 洞川
AM8:10 堺市の自宅をマイカーで出発。
R169から下多古林道に入ると、正面のピークの紅葉が美しい。
弁天岩を左に見て林道終点に着くが、林道の延伸工事をしているようだ。
何処まで続くのか気になったので、車で突っ込むがすぐに行き止まり。バックで戻ってきた。
AM10:30 林道終点から入谷!
いきなり大きな岩がゴロゴロしてて、またヌルヌルしていて良く滑ること。
大岩の横の3mを超えると綺麗なナメ床となり、淵を過ぎて斜7mを超えると奇妙な形の苔むした岩床が現れる。 何か恐竜の骨みたい。
大きな淵を過ぎて2段4mを超えると綺麗な釜を持った1mの小滝。その先は淵が連続して、谷が右に折れるところでインゼルとなり途中2mを懸ける。
大石の間の淵を過ぎると平凡な流れが続き退屈やなぁ〜と思っていると出てきました、斜8mスラブ滝! 当然真中を直登!
その上には深い釜を持つ15m! 左岸に巻き道がついているが何故か壁のところにロープが垂れ下がっている。巻き道を使わずにここを登れということか?
しゃあないからロープのところを登ることにする。 はぁ〜 (^^)
左から枝谷が入るところで AM11:20
長い淵を過ぎると谷は右に折れ7mを懸ける。
右岸の壁が立ち、トユ状の斜L4mを超えると右から枝谷が入って、吊橋がかかる。 左岸には登山道がついている。AM11:35
吊橋をくぐると右から枝谷が入って、釜を持った5m。斜L3m、大岩の横の2mを過ぎるとおおっ! すごい! 2段60m! これが琵琶滝かぁ〜 しばし見とれる。AM11:45
ここは左のルンゼの手前を登ると壁に突き当たるので、壁沿いに滝の方向に進むとルンゼをまたいで登山道に出る。
祠の前を右に進むとドンピシャリ!滝の落ち口に出る。うぅ〜ん いい眺めやぁ〜 ここの落ち口の雰囲気はなかなかイケル!
落ち口から滝の下を覗くが誰もいない。でもよく見ると、さっきまでそこで、はしゃぎまわっていた私が見える。もっとよく見ると、少年の頃の私が、本当に楽しそうにはしゃぎまわっているのが見える。う〜ん 不思議なところやなぁ〜 (^_-)
ナメ床を進むと右岸の壁が立ち、大岩がゴロゴロするところを過ぎると、大きな滝が前方に見える。
手前の2段8mを超えると30mの中の滝! ここも立派!中の字に見えないこともない。 PM1:15
この広い空間を独り占めしながらの昼食は気分が良い!暖かいコーヒーを作って飲んでいると、下から二人組みの男性ハイカー達がやって来た。少し話をしてからその場を立ち去るが、彼らも後からやって来る。右岸の壁を木の根を掴んで強引に登り、ルンゼを登って滝の落ち口に出る。振り返ると誰もやって来ない。
斜L2mを超えると右から枝谷が入って、斜L5m。
また右から枝谷が入る大きな釜を持った斜10m。
ここは滝の左を登るが、途中滑り易そうなので壁に逃げる (^^ゞ
この先、自然林の中、平凡な流れを進むが何もなさそうなので戻ることにする。PM2:50
沢の中を戻り、途中から登山道を辿って林道終点に到着。PM4:00
易しくて、いい雰囲気の谷です。 沢遊会の女性陣にはうってつけですねぇ。
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