上越 登川・米子沢
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記 キンゴ

2008年10月12日

昨年の西ゼンに続き、今年も秋の上越遠征に気分はワクワク (^^)
最初は3名で行く予定が、9名に膨れ上がった。
近場の山行が遠足気分なら、遠征は修学旅行気分やな。
こーなりゃ、賑やかにワイワイガヤガヤ行きましょ〜〜〜!

20時に、てんちゃん号が迎えに来てくれた。
わんこちゃん、さえちゃんと、雨曇りコンビも揃って、出発やぁー!
最初は、てんちゃんが運転する。2番手はキンゴ。滋賀から新潟まで運転したぞー!
3番手は、わんこちゃんで、私はやっと眠れるかと思ったが、ナビ要員になってしまった (ーー;)
さえちゃんは、仕事もせずにグースカピー (-_-)zzz
まずは、車の運転から教えなあかんなーと考えるキンゴであった (~_~;)
朝の4時頃に出合近くの駐車場に着く。先発隊はテントの中で熟睡かな?
結局、1時間半程眠って出発となる。

【タイトル】  ナメと紅葉のパラダイス
【メンバー】  キンゴ、めぐわんこ、ミント、びびあん、軍曹、てんちゃん、さえちゃん、ひまわり、てつぞー
【日  程】  2008年10月11日夜発〜12日
【場  所】  上越 登川・米子沢
【天  気】  曇りのち快晴
【地  図】  巻機山(1/25000)

朝の5時半頃に目が覚める。 駐車場は登山者でいっぱい。
朝ご飯を済ませて支度を整えるが、どこから入渓するのかがわからへん。6:37出発。
沢ヤらしき人達が進んだ林道をを行くと、いくつかの堰堤が左下に見え出した。
この辺りやろっと思って沢に入ると、真ん中が通れる堰堤があり、そこからしばらくは退屈な河原歩き。
少し右岸が立つ所に斜L3m。7:15

岩間滝を越えて斜4mを右から抜けると多段斜L10m。
次の釜を持つワイド斜4mの上にもナメ滝が連続する。 7:38 ええ感じやん (^^)

2段ナメL15mの上にも滝が連なる。左に巻き道があるのはわかっているけど、右の方が面白そうやん。
でも、泥の草付きは、ちと嫌らしい。小さなルンゼを渡って樹林帯に入って進む。
右岸の巻き道を登ってる別パーティーから、道はこっちにありますよーって言われるが、我々は天邪鬼なんです。 (~_~;) でも、樹林帯の中には薄い踏み跡もあるんで、どちらからでも簡単に巻けるんやな。
2条4m前に降りて、ここは左から越える。 8:10

ナメ斜滝は水と戯れながら中央突破!
次の7mは、皆は左から登って私とさえちゃんは右から登る。
「ビレイ出来るか?」って聞くと、「?????????」 (~_~;)
登ってからロープを投げる。
右に枝谷を見送ると斜L15m。 8:50


斜3m、4m、深い釜を持つ2段5m、末広3mと楽しませてくれる。
この先で、ワイド10m滝が落ちるところは最高のロケーションで、正面の岩峰に紅葉が映える。思わず「イェ〜イ!!」てな感じで、燃える紅葉に心は躍る。・・・・・びびあんも踊る (^^ゞ

両岸の色鮮やかな紅葉を楽しみながら進むと、10分くらいでトユ状斜滝。
この上から谷が狭まり両岸が少し立つ。
2段6mを右から抜けると、2段8mが現われて、先行パーティーが左岸上部の草付きを落口に向けて下ってる。
げっ!あんなとこ登るん? 嫌やなーって思いながら右から取り付くと、簡単に登れてすんなり落口までトラバース。念のために、後続にはシュリンゲを出す。
廊下の奥の5mは右の巻き道を使い、次の豪快な10mも右から巻く。
振り返ると、V字に切れ込んだ渓と紅葉が素晴らしい。

堰堤のようなワイド8mを左から簡単に登ると、緩やかな斜滝となって穏やかな渓相に変わる。10:30
その先の斜L10mを左から越えると、天空まで伸びているのか?と思わせるような大ナメ帯。
本当に来て良かった。
今日は沢山のパーティーが入ってるみたいやけど、我々が一番多いな。
どこまでも続くナメ床を賑やかに進む。

最後は日当たりの良い細い源流を、のーんびりと進んで左に登って、登山者の沢山居る避難小屋に到着。12:40
素晴らしい眺めを楽しみながら飲むビールは旨い!

下山路は、前巻機のピークから井戸尾根を下る。
最初のうちは、美しい紅葉に見惚れながらの下りだが、途中から滑り易い山道に変わる。
後ろで何人も転んでいたような (~_~;) 駐車場に戻ったのが15:15

米子沢は、本当に楽しませてくれました。

【おまけ】

翌日は、白毛門沢に行く予定なんで、水上温泉で疲れを癒して土合に移動する。
ここで大宴会が繰り広げられる。これも楽しいひと時ですよね。
私はオイルサーデンに頭を突っ込んで眠ってたらしいけど・・・・・(ーー;)
何故だか翌日は、温泉&グルメツアーに変更となる。
朝風呂は気持ち良い! 真昼間から飲むビールは旨い! 近海の地魚は最高!
ランチに6500円は贅沢かな? でも、満足じゃー!

恋人岬から望む広大な海に感動する。
ほんまに修学旅行みたいになってきたわ。

海の幸をお土産に買って帰路につく。ほんまに楽しい二日間でした。
戯れの浪漫は幕を閉じましたとさ。