【南紀】熊野川・白見谷第一支流
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記  キンゴ
2008年1月27日

JR堺市駅でMINちゃんを拾い、続いてわんこちゃんを拾って南紀に向かう。
「ダイエットは成功よ!」 「ふぅ〜ん」
・・・・・・・・・・・ごっつぁんです ^_^;
熊野川の広い河原にテントを張って前夜宴会を楽しむ。
少し遅れて、O西さんも到着。O西さんとは、初沢行きやな。
月明かりの下の、白い河原にテントがひとつ。蝋燭の火が少し幻想的で暖かいかなっと。

【タイトル】  ごっつぁんです!
【メンバー】  めぐわんこ、MINMIN、O西、キンゴ
【日  程】  2008年1月26日夜発〜1月27日
【場  所】  南紀 熊野川・白見谷第一支流
【天  気】  快晴
【地  図】  大里(二万五千分の一)
出合の茶屋跡に車をデポする。出合には20m位の立派な葵の滝が架かる。
滝の右岸の壁を下から眺める。どこにルートがあるんやろ?
下からでは上部が良く見えないが、国道から眺めると、落口の横に向かって登り、最後に乗り越す感じかな? 今度、夢水さんに聞いてみよう。
快晴の下、出発! 8:37
谷の左岸の登山道をしばらく進み、このまま道を使って第一支流まで行こうかと考えたが、途中で谷に降りてゴーロ帯と平凡な流れの中を進む。MINちゃんが少しバテ気味なんで、少しペースを落として小一時間で第一支流の出合に着いた。9:40
懐かしいなぁ〜。しばし感慨に耽るが、あの時のお猿さん達は、もう居ない。

出合に架かる、斜L4m、斜4m、釜、斜6mを越えると、谷中を道が横切り,下山はこの道のお世話になる。平凡な流れをしばらくの間進むと、堰堤のようなワイド20mが現われる。10:42

さらさら、きらきらと、滝を流れ落ちる水の模様は、いくら見てても飽きない。
滝の左岸を少し巻き登り、すぐに落口に向けて折り返して登るが、メンバ−次第ではロープを出した方が良いかと思う。木の根は軽くて信用できない。
猫の額ほどの狭い落口に立つのは、少しだけ緊張する。
堰堤滝の上の斜7m滝は右隅を登るが、ここも安全を期してロープを出した方が良いかな。O西さんがトップで行き、続くわんこちゃんが上部で滑ってロープに助けられた。
ロープが無ければ、堰堤滝の下まで放り出されていただろう。
でも、たぶん、ロープが無ければ必死になるやろうから滑り落ちる事もないだろうが。
見た目よりも簡単に登れて、右の壁を見上げる。前に来たときは、ここを懸垂で降りたんやけど・・・・・・・・・・自然と笑みがこぼれる。

正面には、太い氷柱がぶら下がる大壁が立ち、その下で谷は左に曲がって高速道路のようなスラブ3連瀑が目の前に現われる。
ここでもついつい笑みがこぼれるが、最初に来たときのような感動は無い。
でも、自然が作り上げた素晴らしい造形美。大勢の人が見ることは無い。
一段目の斜L6mは、どこからでも簡単に登れて、ここを登って右岸の巻き道をわんこ&MINMINに勧める。私も右岸を巻こうと思ってたんやけど、O西さんは2段目に執着しているので、付合うことにする。ここは左岸の草付きを登って、右から入るスラブ滝を恐々トラバースして、3段目の水流右横に取り付く。この谷で一番楽しい所やな。
滝上からは、延々とナメ滝&ナメ床が続き飽きさせない。

次の二又(13:35 P605)を右に進んで、とにかくナメを楽しんで、正面ナメ滝が完全に凍っているのを見るに及んで左の支尾根に逃げるが、少し早すぎたのか、藪・岩ありで楽しめる。罵りながら登ってP816の少し南の稜線に到着。14:30

久し振りの遡行にMINちゃんは仮死状態。わんこちゃんは、いたって元気!
O西さんは・・・・・・・・ミンバ&ワンバ曰く、ポイントが高いらしい。

下山路は、完全に登山道を伝うなら、東に伸びる尾根を見送って少し下ると鋭角に左に戻るような感じで道が付いているので、それを辿ると第一支流出合の滝上に導いてくれる。赤テープふんだんで迷うことはないだろう。
国道に降り立ったのが16:05


この後、仙人風呂で、ごっつぁんでっす! めっちゃ熱かったわー (ーー;)
仙人風呂は、私以外は皆、初めてらしい。 やっぱり混浴はいいね。
湯気の向こうで、別嬪さん達が笑ってる・・・・・・・・昔の (^_-)
【追記】
ランチタイムを楽しんだ場所で、綺麗な白い蝶々がじっとしていた。
羽根も傷んでなくて、まさに今、生まれたような感じや。
冬眠してるんやろか? 無事に春を迎えて欲しいなー。