【台高】櫛田川・布引谷
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記 キンゴ

2004年11月23日

風邪気味でコンディションは絶不調!
でも、沢に行きたいなぁ〜。・・・・・・「KUROさんやぁ〜い、明日はお暇?」
たこやきさんはお仕事で、小山伏さんは飯南町に行ってるらしい。遡行後に小山伏さんと合流する予定で蓮に行くことに決める。BAKU止めの滝でも見に行こうかなぁって思いながら寝たのが深夜の3時半頃 (^_^;) 次の朝7時前にKUROさんは迎えに来た。

【タイトル】紅葉と睡眠不足と布引の大滝
【メンバー】KURO、キンゴ
【日程】  2004年11月23日
【天気】  快晴
【場所】  台高 櫛田川・布引谷
【地図】  七日市(二万五千分の一)

木屋谷川の支流に入るつもりやったんやけど、発電所のところから林道は通行止めのゲートで塞がれている。ゲートと言っても簡易の物なので簡単に退ける事が出来るんやけど、品行方正の我々はそんな事はしないんです。今日は静かなる男達の遡行なんです。
ただ、もう一人姉御が加わると「目障りなものは退けなさい!」てな命令が下されて、悪霊の隷の悪ガキコンビにならざるをえないんです。・・・・・・・・・はぁ〜 (--;)
BAKU止めの滝の見物は諦めて、「布引の大滝でも見に行く?」ってKUROさんに聞くと、「まだ行ってないから、それもええかなぁ〜」っちゅう事で、予定変更。
出合いに車をデポして10:00出発。

右岸に付けられた鉄製の歩道を辿って堰堤を二つ越えると、谷は左に折れて深そうな釜に斜8m。左から巻くが前に来た時には巻かずに進んだような気がする。右に滝を架ける枝谷を見て進むと釜を持った水量のある7mが迎えてくれて、右岸に古いロープが垂れ下がってるので利用させていただく。滝上は少し開けていて紅葉が美しくてイイ感じ (^.^)
10:30

谷はゆっくりと左に折れてきれいなナメ床を過ぎると明るく開けたゴーロ帯となる。北面の谷やけど開けていて中々いい感じ。いつもは退屈なゴーロ帯も、今日は何故だか気分が良い。右にガレを見て2m、3mを越えて行くと谷は少し狭くなってちと暗い感じかな。
谷は右に曲がって二俣。11:10 右に進んで斜L3m、斜L5m。少し進むと2段15mが現われて、落口の紅葉が素晴らしい。11:18 左から巻いて登ると滝上は谷全体が紅葉で赤く染まってる。ワインレッドの空間に静かなる男達は酔いしれる。

次に現われる斜5mは、前に来た時には滝の途中で水流を横切って登ったんやけど、今回は滝の途中で足を滑らしたんで左から巻いた (^_^;) この先で昼食タイム。濡れたままでは寒いので焚き火をしようと言うKUROさんの提案に大賛成 (^O^) それならばっと、じっくり焚き火作りを楽しもうと細い枝一本からじっくりと焚き火を育てて楽しんでいると、育ってきた炎の中にいきなり丸めたトレペが放りこまれた。「あっ!・・・・・何すんねん! じっくりと焚き火を育ててるのにぃ〜、趣の無いやっちゃなぁ〜 (--;)」

左に枝谷を見て右から入るルンゼを過ぎると、正面に左右2本流れる5m。その上から小滝が続いてワイドな8mが立ちはだかり、その向こうに大滝が落ちている。12:50
前回は戻って左から巻いたけど、良く見ると右から小さく巻けそうやな。KUROさんが右から巻けるんちゃう?と聞いてくるが私の気持ちはすでに下山モード。右岸を戻りながら登って支尾根に乗っかって、KUROさんに「行く?戻る?」って聞くと「時間も時間やし・・・・戻ろか」お互い小山伏さんとの合流が気になるみたいやね (^^)
ここまで軽く流して、紅葉も楽しんで、結構面白かったなぁ。
右岸通しに戻るが、出合いの手前で1箇所数メートルが怖くてザイルを出したりしてそれなりに楽しめました (^.^) 車のデポ地着が14:47。

この後、BAKUさんが加わり、小山伏さんとその親戚の方と合流してお食事会を楽しむ。
帰りの車中で「中華料理が食べたいなぁ〜」などとほざきながら堕ちていくキンゴであった。気がつくと家の前やった (^^ゞ 氷漬けにされたルシファーに乾杯!