【台高】中奥川・松葉作りの谷
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記 キンゴ

2004年4月18日

蜻蛉公園に到着する。すでに小山伏さんと徳さんが宴会を楽しんでいる。
真夜中に夜桜見物と洒落込もうじゃないか。しかしこの2人のツーショットは妖怪じみていて何かしら不気味な感じがするのは色鮮やかな桜のせい?桜の精?蜻蛉の精霊?

【タイトル】ホワッチャセイ?
【メンバー】小山伏、徳さん、たこやき、KURO、キンゴ
【日程】  4月17日夜発〜18日
【天気】  晴れ
【場所】  台高・中奥川・松葉作りの谷
【地図】  大和柏木(二万五千分の一)

初夏のような陽気な一日。この谷は水量が少ないって聞いていたのでもっと水量の豊富な谷でシャワーでも楽しもうやないのって提案するが却下される (^_^;)
「松葉づくしぃ〜」ってな小山伏さんの言葉に、その昔、琵琶湖の湖畔でキャンプを楽しんでいる時に煙草が切れて松の葉を集めて紙で巻いて吸ったのを思い出す。むせて涙ボロボロ状態になったのは中学2年生の頃かな (^^ゞ

9:20発。出合いの上下に堰堤がふたつ。上流側から本流に降り立ち、渡渉して左岸から出合いに立つ。出合いからすぐの枯れ滝5mは右の壁をトラバースして、次の岩の詰まった3mも右の壁を登る。お次のCS3mは右の壁に水が流れるが、ここは中央突破。
3m、5m、斜L3mを楽しむと、スラブ5m、2m、1m、2段10mと連爆帯となり、ここは左からとりつく。水は少ないが中々楽しめる (^^) さらに出てくる5mは左を直登。

2m×2を過ぎると谷は左に折れて、両岸狭まりCS5m、4m、4m。遠目に見ると、取りつけそうにないが、近づくとなんとかなりそう。滑っていて嫌らしく途中で躊躇していると徳さんがスルスルっと登っていく。なるほど、上手い具合に足場が1箇所あるやん。
徳さんがザイルを放り投げてくれたので気分的には楽勝なんやけど、なんかつまらん。
岩を潜り抜けて左岸を攀じ登って右からの谷にあがる。二俣 10:55

右の本流に入るとすぐに枯れ滝5m、5m。ここでしばし休憩。11:35発。
斜ナメを過ぎるとワイドな黒滝12mが現われる。徳さんがフリーでするするっと登って行き、次に小山伏さんが後に続くが途中で少し躊躇している。見た目は簡単そうなんやけど、取りついて見ると結構嫌らしい箇所がある。徳さんからのトップロープに守られているので安全な滝登りってなとこかな。そやけど、この嫌らしい落ち口をフリーで登る徳さんはやはり普通ではない。 12:05

滝上は水も無く、植林が伐採されていて少し進むが何も無い。道が跨いでいて左岸沿いに道を戻ることにする。中奥川本流着 13:28 短い谷ではあったが中々楽しめます。
徳さんの手のひらの上で遊んだ感があって、少し不満かな (^^ゞ
この干乾びた谷は、たこやき谷と名付けたほうが判り易いのでは・・・・・・(^^ゞ