【台高】又口川・三ッ俣谷
HOME 戻る
記 キンゴ

2004年1月3日

ふぁ〜〜、よぉ寝たなぁ〜。10時間位眠ってた (~_~;)
昨日の光谷遡行の疲れやろか・・・・。
さぁ〜てと、今日は易しくて綺麗なナメを楽しもうかなっと (^_^)
「小山伏さん、朝ゴハンまだぁ!」 イツモアマエテゴメンナサイ (^^ゞ

【タイトル】初春
【メンバー】小山伏、キンゴ
【日程】  2004年1月3日
【天気】  快晴
【場所】  台高 又口川・三ッ俣谷
【地図】  引本浦・河合・高代山・尾鷲(二万五千分の一)

R425号沿いの清掃工場前に車をデポして沢仕度。
早々と仕度を終えた小山伏さんが先に出発する。少し遅れて私も出発8:45
国道を少し歩き、鉄製の階段を降り少しトラバースして河原に下りる。
1月の本流渡渉は御免蒙る。どこか濡れずに渡れるところはっと、出合周辺に2ヶ所ほど渡れそうな所があるんやけど、ちと微妙。こう言う時には大きな石を選ぶに限ると飛び乗ると、げげっ!大石が動いた。・・・・ドボン (-_-;)
くっそぉ〜、びしょ濡れやんかぁ〜。 ・・・・・ふぅ〜〜 (ーー;)
少し進むと、日溜りの中で小山伏さんが待っていた。
「濡れた?」と小山伏さん。「うん」と素直に答えると「儂も濡れた」やと。
・・・・・・・・・・・ギャハハハハ )^o^(

谷はすぐに大きなインゼルとなり、右を進むと小さな釜を持つ斜L3m。
CS2m、小滝、少し両壁が立ち、釜、小滝を難なく越えて行く。
綺麗な各々2mの3連爆を過ぎると、右から左に落ちる綺麗な25m。右に6mを懸けるルンゼが入る。10:13 谷は開けて明るいし、小春日和である。ここは右のルンゼから巻く。滝上10:43

3m、右に炭焼き跡、少し両壁が立つ中CS3m、左にルンゼ、釜、CS2m
を過ぎると両壁が立つ中に6m(暗い) 10:59 谷は右に左に折れて、
右に小さなルンゼが入って、左に折れてゴルジュ状となりすぐに右に折れて8m。ここも暗い 11:06
右から巻くとすぐに釜を持った6mが待っていて、巻き道に戻る。
適当なところで昼食を済ませて少し進むと二俣。11:45

右俣に入ると谷はすぐに左に折れて2段5mを懸ける。滝上で谷は右に折れて冬枯れのナメ床が始まる。はじめはトユ状で、すぐに谷は開けてナメ滝L30m。微妙な傾斜のところもあるが、気分良くヒタヒタと進む。イイ感じ(^_^)
この後も、トユ状6m、3m、いくつかの小滝を越えて行くと谷も源流部となり、おだやかな感じで真冬とは思えないくらいに、とても暖かい (^_^)

左岸に炭焼き跡がいくつも出てくる。今は2次林となって開けているが昔はこの源流部も鬱蒼とした植林帯やったんかなぁ。炭焼き跡がこれだけあるってことは杣道も残っていて、「もう、なんもないし、この踏み跡を伝って戻ろうか」と小山伏さんが言うが、ここ数ヶ月(半年位)稜線に詰め上がってないので「稜線まで詰めるぞぉ〜!」と張りきるキンゴ。ひぃこら言いながら、やっとの思いで稜線着。 13:30
「ここは地図を良く見なあかんぞぉ〜」って言いながら、何故か反対の東に向かってた (^_^;) おまけに藪状態の稜線を進んでいると、いきなり左足の甲に激痛が走る。痛ってぇ〜と左足を見ると小枝が沢靴の上から突き刺さってた。右足のリハビリに来てて、左足を痛めてたら世話ないなぁ〜 (^_^;)
突き刺さった小枝を引っこ抜いて進むが、とにかく痛い (ーー;)
このまま左岸の尾根通しに下ってもなんとかなったやろうけど、地図上につけられた点線の道のほうが明瞭で早く戻れると思い、柳ノ谷方面に踵を返すが、いやはやなんとも、藪と荊に悩まされる。冬でこんなんやから、夏にでも通れば大変な目に会うんではなかろうか (~_~;) 先頭に立って進むと荊に引っかかって「痛っいぃ〜(T_T)」 何事も無かった様に黙って進むと、後ろの方から小山伏さんが「痛っいぃ〜(T_T)」・・・・・・・・やっぱり同じ目に会うとるな (^_^;) 最後は、ジグザグの踏み跡を下ると柳ノ谷沿いに降りてくる。しばらく進むと腐った怖〜い吊橋が現われる。錆びたワイヤーロープだけが頼りやなぁ (-_-;) 15:53

痛い両足を引きづってやっと林道に飛び出た。 16:25
辺りはすでに薄暗い。小山伏さんはドンドン先に行っちゃうし、猿はギャァギャァ吼えよるし、両足は痛いし、はぁ〜疲れた。車に辿りついた頃には、すっかり真っ暗になっていた。左足の血の滲んだ靴下を脱ぐと、3センチ程小枝の先が身をえぐってた。恐々引っこ抜くが痛みは消えない (-_-;)

まぁ、何はともあれ楽しいお正月でした。天気が良くて、冬枯れの谷を思う存分楽しめたわ。三ッ俣谷はナメ床が素晴らしいネ (^_-)