【比良】安曇川・口ノ深谷
HOME 戻る
記 キンゴ

2002年8月25日

比良の谷をてふてふのように、ひらひらと舞いながら遡行を楽しもうと計画をあげると、数人の仲間が計画にぶら下がってくれて、水もしたたる干からびた魔女に振られた濱マイクもドタ参!ナンノコッチャ (^^ゞ
前日には、旧知の仲の黒田さんからも電話があって、「明日は何処に行くんやぁ〜」比良ですと答えると「えっ!比良ぁ〜」少し不満そう (ーー;)
でも、行けば行ったでけっこう皆さん楽しんでましたなぁ〜。

[日  程]8月24日夜発〜25日
[場  所]比良・安曇川・口ノ深谷
[メンバー]KURO、亀、大加茂、みーと、黒田、三浦、鍛冶、キンゴ
[地  図]比良山、北小松 (二万五千分の一)

明王院の奥の駐車場で前夜宴会を楽しみ、1時過ぎに就寝。キョウハハヤイ。
次の朝6時に起きるが、皆まだ寝ている。おりょ!? 私が一番?
KUROさんが「あれ?今日は起きてるやん」 ふん!早く寝たらきちっと起きれるんや。全員用意が出来たところで、車2台で出合に向かう。

7:50出発!
出合の広場にテントを3張りばかり張ってある釣り屋さんを横目に暗い谷に突っ込む。2m、1m、2m、そして8m。いきなりの連爆帯にワクワク。
8mを登ろうか巻こうか寝ぼけた頭で少し考えるが、うん! 直登!シャワーを浴びながら何とか登って滝の下を覗くと誰もいない。(ーー;)
ありゃ、皆左から巻き上がったみたい・・・・・。
2mを越えると、両岸が立った奥に10mの直爆。すぐ手前の壁を右から巻き上がるが少し緊張するところ。落ち口に8:05 巻いてくる皆を待つ。

次に7mが現れて、ここは左を巻く。
釜、斜2mを2本越えて行くと谷が開けて明るくなり気分も良い!
谷は右に折れて1m。丸太を渡って進むと2段12m。滝のすぐ左を巻いて落ち口8:45

炭焼き跡を左に見て、2m、斜3m、CS7m。
綺麗なナメを越えて斜L3mを越えて行くと両岸が立って、谷が右に折れるところで8m。左を巻いて進むとしばらくは平凡な流れ。

斜L3m、斜3m、次の10mは左から巻くと上に斜3m。
谷が左に折れるところにCS1m、CS4m。2条2mを越えて行くとヌルヌルの壁の奥に3m。ここは右のヌメった壁を巻く。残置が有りがたい。

最後に綺麗な15m。この下でしばし休憩。この滝は左のルンゼを少し登って左から右に斜上するバンドを伝って落ち口に登るが、その上にもうひとつナメ滝があって、ここで滑ると滝の下までもって行かれてしまいそう。
残置ハーケンを横目に登るが、一応後続にシュリンゲを繋いで投げる。滝上11:10
全員が登り終えるのを確認してから先に進むが、ふいに後ろからドボォ〜〜〜〜〜〜〜ンンンン! と・・・・・・、比良中に響き渡る。
キャァと可愛い声も聞こえたような・・・・・・・・・。
振りかえると・・・・・やっぱり・・・・・・・浮いていた。BAKUサンジャナカッタ

「ここからは、何にも無いでぇ〜!」と、黒田さん。
ところが、今回の遡行はここからが核心部であった。サルナシの実がいっぱいあって、皆それを採るのに夢中。大加茂さんとみーとさんは、呆れ顔の様子だけど・・・・・・・・しっかり袋に入れていた。(^^ゞ

この先で登山道が沢を横切り、ここでもしばし休憩。
ここから少し登って、ワサビ峠に12:35着。5分で御殿山のピーク。
目の前にビールがぶら下がっている私は駆け下りて明王院に13:35着。

この谷は少し暗いが、それなりに楽しめました。
少し変ったメンバー構成やったけど、沢好きな蓮中が集まれば、あのよろし。