【台高】宮川・西谷(上流部)
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記 キンゴ

2002年6月9日

1人淋しく車を走らせて、わさび谷に着いたのが夜中の1時過ぎかな?
皆寝ているのでどうしようかなぁって考えながら車の中でビールを飲んでいると、デリカから矢問さんが降りてきたので、初めましての挨拶を交わす。「私の車で寝ませんか?」って言ってくれた矢問さんが、天使のように思えた。ええお人やなぁ。テントの中に寝るスペースすら作ってくれていない誰かさんとは大違いや! 矢問さんは、夜は早く寝る人だと聞いていたのでビールも持たずに乗り込むが、なんやかんや話しかけてきはる。ふと時計を見ると2時を過ぎている。こんなことやったらビールを持ちこんだら良かった。(ーー;)
さぁ寝ましょかって言った後も話は続き、結局寝たのは3時前。(;_;)
くそぉ〜!アルコール抜きで宴会したようなもんやなぁ。
第1回目、矢問VSキンゴは、キンゴの完敗でした。次は乾杯したるぞぉ〜!

[日  程]6月8日夜発〜9日
[場  所]台高 宮川・西谷(上流部)
[メンバー]BAKU、KURO、矢問、亀、大加茂、みーと、和田、MOGU、キンゴ
[地  図]大台ケ原山 (二万五千分の一)

次の朝5時10分に、矢問さんに起こされた。2時間位しか寝てへんぞぉ〜!この瞬間、矢問さんから天使の肩書きが消えたのは言うまでもナイだろう。朝ゴハンを食べて、川上辻に向けて車を走らせる。川上辻発6:50

しばらくの間は登山道下りだが、原生林の中を進むのは気持ちがイイ。初めてご一緒する方が多くて、なんだかワクワクする。今日は少し遠慮して後方にまわって付いて行くと、MOGUさんが先頭に立ってグングン進んで行く。8:07に大台辻を通過して、8:23西谷橋着。
皆さん、仕度を整えて8:40出発。

しばらくは、平凡な河原を進むが、天気はええし、緑は綺麗やし、人数は多いし、何か遠足みたいやなぁ。これぞ、マタ〜リ沢登りかな。(^^ゞ
途中で小さな淵があり、MOGUさんや亀さんは腰まで浸かって進んで行くが、私は濡れるのを嫌って左から巻いていく。少し進んだところで、後ろからドボォ〜ンと懐かしい音がしたので振り返ると、BAKUさんがプカプカと浮いていた。棒で突っつくとピクピク動くので、まだくたばってはないようである。(^^ゞ
小さな枝谷を左に見て進んで行くと、チョロチョロと小滝や釜が現れ始めて、面白そうな所を選んで越えて行く。爽やかで軽快なフットワークの亀さんや、小滝でも真剣な顔で慎重に登る大加茂さん達を見ていると、あの極悪代官の教え子達とは思えないなぁ〜 (^^ゞ
びしょ濡れになったBAKUさんは開き直ったのか、2mの斜爆を滑り台にして釜に突っ込んで遊んでいる。きっと打ち所が悪かったんやろうなぁ (^_^;)

次の釜を持った5mは、釜の右から廻り込んで水流際を登れないか見に行くがちょっと無理そう。亀さんが左の隅に取りつき、KUROさんがそれを上からサポートしようと右から巻き上がるがハング気味の壁の下で停滞する。ザイルが必要みたいなのでBAKUさんに任せて、私は亀さんの後を追うが簡単に登れる。
後に続く大加茂さんとみーとさんにザイルを流すが必要無かったみたい(^^ゞ二人ともいとも簡単に登ってきた。右から巻き上がる方が怖かったみたい。10:10

滝の上はナメ床となり、両岸立つ中、谷は右に折れて大岩の横の小滝を越えると長淵が行く手を阻む。うぅ〜ん、ここは泳ぐしかないやろなぁ。左から巻き上がったMOGUさんが「小さく巻くのは無理」と言うので、高巻きより泳ぐ方を選んで長淵に突っ込む。何とか手前にある、右岸の細いバンドに乗ったろうと思って腰まで浸かりながらへつり気味に進み、水の中を足場を捜しながら足をすべらして行くと、あった! 足場がある! 振り返って皆に合図をしてバンドに乗っかって引っ張ってきたザイルを張る。しかし・・・・誰もその足場を利用せず、首まで浸かって越えてきた。

二俣を左に進んで、小滝と大岩群を越えて行くとまたまた二俣。 11:15
左はすぐ先で行き止まりとなっていて、右から3mが2本懸かる。
右俣を進み、斜7m、2mを越えて行くと左前方に壁が立つ。次の5mは水際を直登して、3mを二つやり過ごすと、7mが現れる。ここは左のブッシュを登るのだがMOGUさんがトップで進む。「トップを行け」と言われれば喜んで行くが、「トップ行きたい人」って言われても答えようがない。ここを全員が越えるのに、1時間位かかっちゃった。(^_^;)
そやけど、和田さんもよう喋るおっさんやなぁ。皆が登って来る間、ずっと喋ってたなぁ。

いくつかの小滝をやり過ごして、二俣を越えていき、ガレ場を詰め上がると日出が岳のピークにひょっこりと出る。14:34
皆で記念撮影をしてから川上辻に戻る。

思ったよりも時間はかかったけど、遠足モードで楽しめました。
谷もなかなか綺麗やし、また、こんなんやりたいなぁ (^_-)