【大峰】北山川支流・小谷川
HOME 戻る
記 キンゴ

2002年5月6日

2日前に、蓮の奥ノ平で泳ぎすぎたせいか少し風邪気味。
まぁ、谷に入れば治るやろ。行き先はBAKUさんにお任せすると、小谷川やと。
うぅ〜ん、しんどい下流部は次の機会にしようネ (^^ゞ
今回は、新緑を楽しみながら、のぉ〜んびりと上流部を楽しもぅやないの。
・・・・・・・・て、考えてたら甘かった。(^_^;)

[日  程]2002年5月5日夜発〜6日
[場  所]大峰・小谷川(北山川支流)
[メンバー]BAKU、キンゴ
[地  図]釈迦ヶ岳・弥山 (二万五千分の一)

前夜、小谷川沿いの林道にBAKU号で乗り入れて、適当なところで幕営。
次の朝、車を上流に向けて走らせてコクワ谷を捜すが、これと言ったところが見当たらないので幕営地まで戻り、そこがコクワ谷だと決めつけて仕度をする。予定ではコクワ谷から小谷川に降りて上流部を楽しんだ後、稜線まで詰め
て林道を下るつもり。

自然林の急傾斜の斜面を下り8:25谷床に到着。
よっしゃぁ!久し振りの爆金コンビやぁ!行ったるでぇ〜!
・・・・・ん? そやそや、今回はのぉ〜んびりと新緑を楽しむんやったわ、もうすっかり忘れてる。 (^^ゞ 

すぐに谷は右に曲がり、いきなり2段15m! おぉっ、エエ感じやんかぁ。ザイルをつけて左岸を登ると3段25m。下段は左岸を巻き、上段は水流をくぐって落ち口に這い上がるが、全身びしょ濡れ。最近このパターンが多い
なぁ。(^_^;) そやけど、いきなりの連爆帯に笑いが止まらん。もうやけくそ次のCS2条4mは右岸を巻くと、左から枝谷が入っておだやかな河原となる。ふぅ〜、やっと一息ついて、しばし休憩。BAKUさんが、ここの上流部遡行
の報告を持ってきていたので見せてもらうと、内容が全然違う。はて?なんでやろ? うぅ〜ん、腑に落ちないまま遡行を続ける。

2mを越えて右にガレを見て進むと、谷は90度以上左に折れる。左岸は50mの壁が立ち、大岩の向こうに斜爆が走るが良く見えない。釜と大岩で前に進めず、少し戻って左から高巻く。斜爆の上には綺麗な釜があり斜10mが懸かるのが見て取れる。ここは一気に左から巻いて行くと、広い釜を持つ7m。その上に左右から滝が落ちているのが見える。11:00
7mを左から巻いて、左の斜L5mを登ると上は淵になっていて、左をへつるがBAKUさんは巻く。こんだけびしょ濡れになってドボンを怖がるなぁ〜!

しばらく廊下状となり、水がとても綺麗なところ。左から枝谷が入る所で、谷は右に曲がりして右から4mが懸かる所で左に曲がる。少し進むと5mが現れて左から巻いて行くが、下を覗くと綺麗な釜と小滝が見て取れる。ほんま、ええところやなぁ (~o~)
ナメ床の中の斜L3mの上に降りて、斜L4mを越えると、なっなんと!谷の真中にユンボが置いてあるではないか。 綺麗なナメ床の中にユンボがあるなんて、妙な風景やなぁ。両岸は立っているし、何処から下ろしたんやろう?この先すぐに二俣。12:50
二俣のすぐ手前の右岸の上から水流が落ちている。1418mのピークに向かうには左股やと思って半分崩れた枯滝を登るとすぐ上に林道が見える。あれ?なんでやねん? まぁええわ、林道を戻ろう。そやけど腑に落ちん。林道をテクテク下って、車のデポ地に辿り着く。

あとで解ったことやけど、爆金コンビは下流部を遡行して、コクワ谷から林道に這い上がったんやなぁ。なんてこったい! 面白い筈やなぁ。(^_^;)ほんま、ええ谷でした。(^_-)