【台高】三之公川・コクワ谷右俣
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記 キンゴ

2002年3月10日

やあぁっと、行ける! 
昨年の12月に滑落事故を起こしてから3ヶ月、背骨もなんとか固まった。地獄の淵から這い上がって来たでぇ〜!復活やぁ〜〜〜!!!!!

[日  時]2002年3月9日夜発〜10日
[天  気]快晴
[メンバー]小山伏、たこやき、キンゴ
[地  図]2万5千分の1 大和柏木

前夜、たこやき号で入之波の魚釣り公園まで。星空が滅茶苦茶綺麗! さぁ〜て、宴会やぁ!
久し振りの宴会に、時が過ぎるのも忘れてしまう。(^^ゞ
シュラフに潜り込んだのは、深夜3時頃かな? 今宵はここで野宿です。

次の朝、目が覚めたら7時45分。 まぁ今日はゆっくりでもええか。たこやきさんは、すでに起きていたが・・・・おっさんは、まだ眠ってる。膝蹴りを数発ぶちかますと、小山伏さんは一旦起きたがまた寝る。しばらくして、エルボーを数発かますと、小山伏さんは起きてきた。(^^ゞ

コクワ谷出合の少し上流に車を止めて、さぁ出発! 9:45
本流を少し下って、橋の下をくぐりコクワ谷に入る。前方に大きな壁が立つのが見える。小滝が続く中を快適に進んで行くと、大岩がゴロゴロ現れて、岩間にかかる滝を越えていくと左岸の壁が立ち、3m、CS3mを越えて、右岸に枯れた枝谷を見送って進むと、両壁が立つ中谷は右に左に折れて、15mが立ち塞がる。少し戻って右岸を巻き、滝上に立つ。 10:34

この先すぐに二俣となり、我々は右俣を進む。しばらくは平凡なゴーロ帯となり退屈するが、右から細い20mが落ちる所から変化する。次の6mは右の壁を登り、階段状のナメ床を過ぎていくと、右から滝がかかる。手前が20m、奥が30m。 11:13 (630m地点)手前が本流だが、我々は奥の30mに取り付く。滝の下部を少し登って、左のルンゼに取り付くが、浮石が多く壁もボロボロで緊張させられる。細い立ち木を掴んで強引に登って行くが、最後ののっこしが嫌らしい。下から小山伏さんが「キンゴォ〜、ザイル持ってるかぁ〜」「持ってへぇ〜ん」 (^^ゞ 小山伏さんが持ってるので、私は車に置いてきた。 シュリンゲを数本繋いで下に投げる。

この先谷は開けて、小滝がいくつもかかる。 いい雰囲気です。(^。^)無数に出て来る小滝を快適に越えていくと、ミニゴルジュが現れて、狭い壁の中に3m程の滝がかかる。バランスで乗り越えて、たこやきさんをシュリンゲ
で引っ張りあげる。まだまだ小滝が現れて、次の二俣は左に進む。水が枯れかかったところでランチタイム )^o^( 12:30

目の前は大崩壊地。凄まじいザレ場やなぁ。落石を起こさぬよう気を使いながらしばらく登って、傾斜が増す中を右から左に恐る恐るトラバース。何とか樹林帯に逃げ込む。樹林帯を登って行くとまたまたザレ場。大崩壊地はまだまだ続く。小山伏さんと、たこやきさんは、真っ直ぐ登って行くが、私はトラバース気味に進んで支尾根に乗り上げる。13:15
あとはここを下るだけなんやけど、上に進んだ二人が降りてこない。しばらくの間、二人が来るのを待つ。 下りてきた二人の話だと、かなりヤバイ所を抜けて来たらしい。そのまま支尾根を下って、最初の二俣に14:15着。
二俣からは、右岸の踏み後を進んで出合に戻る。車のデポ地に15:00着。

短い谷やけど、なかなか楽しめました。)^o^(リハビリには、丁度いいところかな? (^_-)