【南葛城山】石川・クレン谷
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2000年9月3日

[日時]2000年9月3日
[天気]晴れ時々曇り
[メンバー]上田・上山・末田・遭難君・野々村・花井・松岡・三浦・三山・佐々木
[地図]岩湧山

[アプロ−チ]
予定では、台高の石ヶ平谷に行くつもりが、いろいろあって出発が遅くなったので、急遽滝畑方面に
変更する。車3台で滝畑ダムまで行き、千石谷の出合付近に車を駐めると、おばちゃんが集金に来る。
1台千円。オフシ−ズンだとここは無料。 沢仕度をして出発(10:05)

[クレン谷出合まで]
千石谷の出合から上の林道まで70m程の急登 (>_<)
林道をしばらく行くとクレン谷の出合に着く。(10:35)
他のパ−ティ−が仕度をしているが、うちのオジン連中が何やかんや話しかけ、オジンパワ−を
まざまざと見せつけられる。(-_-;)  放っておくといつまでも喋ってそうなので、沢に促す。

[遡行]
クレン谷に入ると、いきなり沢を倒木が埋めている。もう最悪 (T_T)
小滝がいくつか懸かるが、倒木をくぐったり、乗っ越したりで大変。
3mの小滝を超えた所で、倒木が無くなる。 ホッ。
しかし倒木のせいなのか後続がなかなかやって来ない。
次の5mを快適に登り、後から来る三山さんにシュリンゲを出す。(ラブラブコンビ健在)
ここで他のパ−ティ−に先に行ってもらうが、またまたオジン連中が 「どっかの会に入ってまんのか?」 「どこの会でっか?」 「我々はヒョ−イツタクユウカイって言いまんねん。難しい名前でっしゃろ。」 「こいつ(竹井君を指差して)遭難して、新聞にのりましてん 知ってまっか?」
オジンパワ−炸裂! 関西のおばはんパワ−に匹敵する。いつか対決ささなあかんなぁ〜。
後尾の人がなかなか進むに進めなくてカワイソウ。
つぎの2段6mを超え、4m、3mをこなすと、またまた倒木が沢を埋める。
倒木の下を這いつくばって進んだり、丸太の上をバランスをとりながら10m程渡ったり、何かと大変。
またまた全員が登ってくるのをしばし待つ。
ここから小滝が連続する。4m、5m、4m、5m、4m、2mすべて快適に直登。
途中、マタタビがたくさん落ちてる。
総勢10人ともなるとバラバラになり、竹井君は「ペ−スが遅すぎるぅ」と不満タラタラ。
花井さんは後ろから「おぉ〜い 見捨てるんかぁ〜」   もう大変(--;)
竹井君と末田さんは先に行ってしまうが、ここらで昼食タイム。
ビ−ル片手に昼食を楽しんでいると、上の方から声が聞こえるが何を言っているのかわからない。
花井さんもホラ貝を吹いて応戦するが、わけがわかんない。
法螺貝の音も、はじめのうちは感動していたが、だんだん耳障りになり、最後のほうは何も感じなくなっちゃった。
さて ここから6m、3m、3mとこなすと、8mが懸かる。
この8mは、右から登りバンドを左に渡って水際を詰めるのが簡単そうだが、左から細かいホ−ルドを拾ってそのまま直登するのが面白そうなのでそこを登る。 途中ハ−ケンが1本打ってある。
末田さんが、ザイルを出して後続を確保する。
小滝1本、2段6m、小滝をこなすとガレ場に入る。
「ここ ヤバクないですかぁ?」 竹井君が聞いてくるが、普通のガレ場なのでそのまま詰め上がる。
落石を起こさないよう、気をつけて詰めていくと樹林帯に入り、稜線に飛び出す。(13:50)
ここからは、登山道を下って千石谷に降りる。
千石谷に降りたところで、林道を下る者と、沢中を下る者に別れる。
沢中を気持ち良く下って行くと堰堤があり、そこを巻き降りると沢が右に折れていて釜を持った滝に出る。釜の上を私は左岸、三浦さんは右岸をへつってやり過ごすが、私の後から来ていた上田さんが
見事にドボン! 眼鏡を落としたが、沢に泳ぎに来ている人に拾ってもらって感謝 )^o^(
そこからすぐに千石谷出合。

[後記]
クレン谷は真っ直ぐに稜線に伸びていて、支流もなく、まず迷うことはないけど
あれだけ倒木が埋まっていると、遡行価値は無い。
隣のサカモギ谷が温存されているのがありがたい。